わっぱーのブログ

書きたいことを書く、ただそれだけ

VPS <KAGOYA CLOUD>を借りてマイクラサーバーを立ててみた

f:id:wappaku:20200404171329p:plain
こんにちは、わっぱーです。

今回はVPS <KAGOYA CLOUD>を借りてマイクラサーバーを立ててみたいと思います。

なぜこのVPSを選んだかというと安いからです。

月1000円以下で構築できるのロマンあるでしょ?

やり方は公式が出しているのですがこのやり方だと何故かエラーが出てしまうのでここにまとめます。
【VPS活用】マイクラ(Minecraft)サーバーの立て方~カゴヤVPSで設定してみた~ | カゴヤのサーバー研究室


●環境
メインPC:windows10 home
VPS server:KAGOYA CLOUD/2のVPSKVM」プラン(2コア,2GB,SSD30GB)

VPSを借りる前に

まずTera Termをダウンロードします

forest.watch.impress.co.jp

このソフトはWindowsからLinuxなどにリモート接続をで動かすソフトです。

f:id:wappaku:20200404114051p:plain

コンソールからでも行けますがこっちの方が好きなのでこれを使います。

あとWinSCPも便利なので入れておきましょう

forest.watch.impress.co.jp

このソフトはVPSサーバーに入っているファイルを簡単に操作できるようにするソフトです。
ワールドのバックアップができます。

VPSを借りよう

f:id:wappaku:20200404160407p:plain
この画面の『インスタンス作成』をクリック

f:id:wappaku:20200404121923p:plain
借りるサーバーを選びましょう
今回はこちらで

f:id:wappaku:20200404121936p:plain
Ubuntu16.4にします。公式がやっているので。
後で18.04にアップデートします。

とりあえず分かりやすいように自分はMinecraft_SSHにしました。
この設定で保存されたMinecraft_SSH.keyは大事に保存しておきましょう。
失くすとroot権限で開けなくなります。
もし失くしてしまった場合はサーバーを初期化しましょう。

あとはインスタンス作成を押して作成してください。
f:id:wappaku:20200404143644p:plain
出来ました。
ここのIPアドレスをメモっときます。

Tera Termへの接続の仕方

f:id:wappaku:20200404144301p:plain
ホストにIPアドレスを入れる
f:id:wappaku:20200404144856p:plain
続行を押す
f:id:wappaku:20200404145047p:plain
このように入れます。パスフレーズはいらないです。
f:id:wappaku:20200404145400p:plain
接続できました。

いちいちこのように設定するのがめんどくさいのでショートカットを作成することを推奨します。

"Tera Termのパス" testuser@[IPアドレス] /auth=publickey /user=root /keyfile="Minecraft_SSH.keyのパス"

例:IPが123.45.678.90でMinecraft_SSH.keyがデスクトップにある場合

"C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro.exe" testuser@123.45.678.90 /auth=publickey /user=root /keyfile="C:\Users\wappaku\デスクトップ\Minecraft_SSH.key"

16.04LTSから18.04LTSにUpdateしよう

UpdateしないとJAVAが入らないです。(執筆時現在)

gcga.jp

このサイトの通りにやればアップデートできます。
投げやりですみません。

あとセキュリティ対策などは各自調べて設定してください。
自分も得意ではないので。

Javaのインストール

サーバーはjavaを用いるのでダウンロードしましょう。

#sudo apt-update
#sudo apt -y upgrade

とりあえず確認

#sudo apt install openjdk-8-jre-headless screen

ダウンロードできたか確認

#java -version

Minecraftユーザーの作成

home直下にMinecraftファイルを作れます。
名前は自由なので好きなユーザーを作りましょう。

#sudo adduser minecraft
#su - minecraft

パスワードはご自由に

Minecraft本体のダウンロード

1.15.2のダウンロード方法(執筆時最新)
リンクの部分を変えれば他バージョンもダウンロードします。

#wget https://launcher.mojang.com/v1/objects/bb2b6b1aefcd70dfd1892149ac3a215f6c636b07/server.jar

最新↓
www.minecraft.net

過去バージョンの場合↓
mcversions.net

Minecraft実行ファイルの作成と実行

実行ファイル(run.sh)を新規作成します。

#vi /home/minecraft/run.sh

この中に下記のようなコードをコピペします。

java -Xms1024M -Xmx1536M -jar server.jar nogui

意味:1024MB~1536Mまでのメモリをserver.jarに割り当て

保存方法は『:wq』を入力しEnter
エラーが出た場合は『:q!』を入力しEnter

実行ファイル(run.sh)に実行権限を与えます。

#chmod +x /home/minecraft/run.sh

実行してみましょう

#./run.sh

一回目の起動ははすぐに終わってしまいます。

※もしError occurred during initialization of VMが出る場合はJAVAが32bit版かメモリが足りていません
java -version』で64bitか確認して『free』でメモリ使用率を確認しましょう。

eula.txtを弄ります。

#vi eula.txt

eula=falseeula=trueに変更

『xキー』で文字削除
『Shiftキー+Aキー』を押すと入力モードに切り替わります。

f:id:wappaku:20200404163223p:plain

これも保存方法は『:wq』を入力しEnter

もう一回起動してみましょう。

#./run.sh

最後に『Done ([数字]s)! For help, type "help"』が出れば成功です

お疲れ様です。サーバーを起動できました。

ポート開放

最後に外部からログインできるようにします。
Minecraftの場合ポート番号は25565なので

#iptables -A INPUT -p tcp -dport 25565 -j ACCEPT
#iptables -A INPUT -p tcp -sport 25565 -j ACCEPT

これで大丈夫です。
しかしサーバーを再起動するとポート開放の設定が消えてしまうので

sudo apt-install iptables-persistent

これで保存できます。

お疲れ様です。後はMinecraftIPアドレスを入力して入れるか確認してください。

ターミナルで『stop』と入力すればMinecraftサーバーが落ちます。

ワールドのバックアップ(WinSCP設定)

ワールドデータのバックアップをしてみましょう。
f:id:wappaku:20200404161001p:plain

IPアドレスとユーザー名をを入れます
f:id:wappaku:20200404161509p:plain
設定をクリック
f:id:wappaku:20200404161740p:plain
Minecraft_SSHのパスを入力
f:id:wappaku:20200404162017p:plain
WinSCPは.keyファイルに対応していないため『PuTTY形式に変更してもよいですか?』と出てきます。
構わずOKを押しましょう。

保存を押せば次回からのログインが楽になります。

後は下のログインを押せば入れます

f:id:wappaku:20200404161836p:plain

Worldデータはhome\minecraft\Worldにあります。
また、ここから簡単に『server.properties』も変更できるので楽です。

動作テスト

●環境
CPU:i5 9400F
GPU:GTX 1660ti
録画: Xbox Game Bar
画面サイズ:1920*1080
導入mod:Optifine


KAGOYA CLOUD Minecraftテスト

感想

結構簡単にできますね。
後思った以上に軽いです。
次はmodサーバーでも作ろうかな